講演者

岡田 拓三（九州大学）

タイトル

Birationally solid Fano 3-folds

会場

埼玉大学理学部1号館3階　基礎数理演習室

アブストラクト

代数多様体の有理性を判定する有理性問題は、代数幾何学における基本的な問題と言える。当該問題においてファノ多様体と呼ばれるタイプの代数多様体が主要な研究対象とみなされる。有理性問題へアプローチする手法は限定的ではあるがいくつか知られている。その中でも最も双有理幾何学的アプローチである、双有理剛性およびその一般化のBirational solidityについて説明し、講演者による最近の結果も紹介する予定である。

連続講義：なお1月29日（月）から2月2日（金）まで理学部1号館3階基礎数理演習室で集中講義が開催されます．初回は1月29日の13時00分開始です．